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オンライン授業とは?5つポイントで効果的なオンライン授業に

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withコロナの時代となり、多くの教育機関でオンライン学習が取り入れられました。オンラインで学ベルということはとても便利ではある一方、実際に教室に通うより教育の質が下がってしまう場合もあると言う意見もあります。

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今回は、オンライン学習を効果的にするために役立つ5つの方法を、科学的根拠に基づいてご紹介します。

1. 結果を追い求めるだけでなく、学習プロセスと目標を設定する

中国語の習得を目指す生徒を対象に行なった調査によると、漠然と「中国語を喋れるようになりたい」という結果を目標に置いているグループの中国語の習得率は低かったそうです。その理由として考えられるのは、「中国語を話せるようになる」という結果だけを目標に置いてしまっていることです。 

学習を進めていく中で、次第に周りの人々からは「中国語を話せる人」と認識され始めるとともに、自分でも「自分は中国語が話せるんだ」と錯覚してしまいます。事実、話すことは可能になっていたとしても「そのレベルはどうなのか」ということには目を向けなくなってしまい、結果実用的なレベルまで達しないことがお贈ります。

この調査では、結果ではなくそれまでのプロセスに目標を設定する方が良いという結果が出ています。例えば、「毎日1時間学習する」というようなプロセスの目標を設定することの方が効果的ということです。プロセスに目標を設定することで、自分に過信せずに毎日の作業に取り組めるので、成果を出しやすくなります。

2. 実現可能であり、具体的な日々の計画に落とし込む

プロセスに目標を設定したら、さらにその目標に具体性を持たせ、具体的な計画を設定しましょう。イギリスで行われたモチベーションに関する研究によると、具体的な計画であればあるほど、目標を達成する可能性が高まるというのです。具体的な作業の計画を立てることができれば、自宅作業中に何かしらの誘惑があった時でも集中力が保てるという実験結果が出ています。例えば、中国語を習得したい場合、「毎晩午後9時にデスクで執筆を勉強する」や、「午後9時30分からは中国人の友人とと30分電話をする」といった具体的な目標を立てることをおすすめします。

自宅で学習をすると、時間がたっぷりあるため、つい面倒くさい事を後回しにしがちです。「あとでやろう」や「明日やろう」をなくすためにも、具体的な目標を設定し、ルーティン化していく事は大切です。プロセスに目標を作り、具体的な計画を立てていけば行くほど、有効的です。目標を設定する時に、今具体的に何が必要なのか、しばらく時間をかけて考えてみる価値はあるかもしれません。

3. 正しくメモを取る

勉強している内容を効率的にインプットするためには、メモを取ることが有効的です。ただ、研究によるとすべてのメモが効率的なインプットに役立つわけではないというのです。正しいメモの取り方と間違ったメモの取り方が存在し、特に自宅学習に置いては、正しいメモのとり方でメモをすることは非常に重要度が高いと言われています。

 

調査によると、有効的なノートの取り方は、以下の3つポイントになります。

    1. 内容をそのままコピーして自分のノートに貼り付ける行為はなるべく控える。ノートを取る内容ではなく、自分の言葉でノートに表現するというイメージ。
    2. 取ったメモは定期的に見直す
    3. 自分で自分用の練習問題を作りテストをする

是非、自宅学習の際に以上の3つのポイントをを実践してみてください。ただ、注意点としては、誰もが同じように効率的な自宅学習法を習得できるわけではありません。

読んで勉強する人、書きながら勉強する人、音声で勉強する人など、学習の方法は人によって異なります。 NoteLedgeは、オンライン学習の際のメモ取りに非常に役立つツールです。文章をタイプすることはもちろん、手書きでメモを残せたり、写真、音声、動画までを記録することができるのです。こういったツールを使いことも、自分に合った形でメモを取るための1つの手段といえますね。

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4. SNS以外で、目標を公言する

SNSで新しい自分の目標を投稿し、色々な人に知ってもらうのは一見自分のやる気を掻き立てる行為に見えますが、調査によるとむしろ逆の結果になってしまっているのです。先程の話で出てきたように「私は中国語を話せるようになる」とSNS上で公に公言した生徒の多くは、何も達成していないのに、中国語喋れるような気分になってしまい、自らのモチベーションを下げてしまったそうです。

また、他の研究では、SNS上で他の競争相手の情報を見るのはあまり良くないとされていています。他人の成功体験を見てしまうと、自分に合っていないやり方を真似してしまい、かえって時間がかかってしまうケースが多いです。

一方、勉強以外では状況が違うようです。SNSにまつわる研究調査では、ある人がTwitter上で「ダイエットをする」と公言した人の調査を行ったところ、ツイートに多くに応援コメントが寄せられ、その人は実際にダイエットを成功させることができたのです。

この他にも、目標を公言して成功したケースとしては、仲の良い友達にプロセスの目標を公言した場合です。自分が設定したそのプロセスを褒めてくれる友人であればなお良しです。例えば、「おお、あなたはとても賢いね」という結果の称賛よりも、「おお、あなたはそこに一生懸命取り組んでてすごいね」といったフィードバックを友達にしてもらうと、自分のモチベーションを保つことができ、とても効果的なのです。

このように、SNS上で自分の目標をシェアする事は、必ずしも悪いことではないという事ですね。ただ、公言する場所や内容はしっかり吟味してみてください。

5. 教える側にたってみる

何かをどれだけうまく学んだかを理解するための最良の方法の1つは、他の誰かに教えたり説明したりすることです。このプロセスにより、自分が完全に把握していない箇所を明らかにする事ができます。

教室では、他の生徒に教えたり説明する機会が多いかもしれませんが、オンライン学習中はそういった機会が少なくなってしまいます。しかし、今の時代はビデオ通話を活用すれば、簡単に友達とコミュニケーションを取ることができるので積極的に活用し、友人と学んだことをシェアしたり、教え合ったりしてみましょう。

また、自分の学んだ知識で記事や動画といったコンテンツを作るのも効果的です。最近の調査によると、YouTubeのようなプラットフォームを活用して、教育用ビデオを作成することで、単純に復習するよりも学習効果が高まるという結果も出ています。

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まとめ

以上がオンライン学習を快適化する5つのアドバイスでした。これらの中の1つを採用するだけでも、オンラインの学習体験を向上させることができるかもしれません。しかし、1つでも多くのアドバイスを採用できたらなお良いでしょう。少しずつ行動に移して、目標を達成しましょう。

 

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