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台湾企業の日本進出事例を紹介!17億円調達したKdan Mobileとは?

台湾企業

 

近年、多くの海外企業が日本へ進出しています。以前は海外企業が日本に進出しても多くの企業がすぐに撤退していた一方で、最近では進出する数も増えており、外資系企業の活躍も多く見られますよね。そんな、日本に企業を進出させている国の1つである、台湾。本記事では、台湾企業の日本進出について、そして実際に日本に進出し順調に拡大を進めている台湾企業の事例をご紹介していきます。

台湾 日本

そもそもなぜ台湾企業が日本進出するのか?

そもそも、なぜ台湾企業が日本に進出するのでしょうか。海外企業にとって、日本に進出するメリットを以下で大きく2つに分けて解説しています。

日本にないサービスを提供できる

まず第一のメリットは、日本にないサービスを提供出来ることです。海外の企業から見ても、日本の市場は規模が大きく、日本で成功すれば得られる利益も大きいという、魅力的な市場であることは間違いありません。その日本で、まだ日本にないサービス製品を提供することが出来れば、需要が膨らみますよね。日本国内では内需が低迷している傾向にあるものの、まだまだ国外から、日本にないサービスや製品を取り込める余地は十分にあり、新たな価値提供で多くの顧客獲得を狙うことが可能です。

日本のビジネス環境がいい

もう1つの日本進出へのメリットは、日本で行うビジネスの環境が良いことです。ビジネス環境が構築されており、日本で働く従業員や個人のスキル・業務遂行能力などが評価されて日本への進出を狙う海外の企業も多く存在します。また、輸出入時の透明性や効率の良さも高く評価されていた理、法律や行政制度においても他のアジア諸国と比較して整備が進められているため、海外の企業がビジネス進出・展開するには非常に良い環境が揃っているのです。

このように、海外の企業がビジネスを展開するにおいてメリットがある日本に、台湾企業も進出を始めているのが事実です。

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日本進出を果たした台湾企業「Kdan Mobile」とは?

Kdan Mobile

今回は、実際に日本進出を果たした台湾企業の1つであるKdan Mobileについてご紹介したいと思います。

Kdan Mobile Software Ltd.は世界で2億ダウンロード、延べ1,000万人以上のユーザーを抱えている台湾発のSaaS企業です。モバイルに特化したドキュメントソリューションとクリエイティブソリューションを提供しており、電子署名アプリやドキュメント管理アプリ、クリエイティブ制作アプリなども提供サービスに含まれます。コロナ渦で本格化が進んでいるリモートワークへの移行へ最大限の支援を行っていて、企業活動の効率化に務めています。本記事の後半で、実際にKdan Mobileが提供しているサービスを具体的にご紹介していますので、そちらも合わせて確認してみてくださいね。

Kdan Mobileが17億円の資金調達に成功した背景

そんなKdan Mobileは、シリーズBにおいて約17億円(1,600万ドル)の資金調達を実施しました。今回の資金調達は、韓国、米国、台湾の投資家に加え、三菱UFJキャピタル株式会社と創新工業技術移転股份有限公司(ITIC)が共同で運営するGolden Asia Fund II,L.P.を引受先として行ったものであり、この資金調達により、中小企業のデジタルトランスフォーメーションを支援するKdan Mobileが提供している様々なソリューションのさらなる機能開発および販売強化を進めていく予定です。Kdan Mobileの提供するソリューションには、電子サインソリューション「DottedSign(ドットサイン)」やドキュメント管理ソリューション「Document 365」、世界のクリエイターに利用されているクリエイティブ制作ソリューション「Creativity 365」などがあり、モバイルを中心としたビジネス環境を整える目的でインフラを整えようと活動しています。コロナ禍で日本でも急速にリモートワークへの移行が進み、スマートフォンをはじめとするモバイルを中心としたワークスタイルが拡大している中で、これまで以上にモバイル中心の企業活動や、ビジネスパーソン・クリエイターの業務の効率化支援を目的としたサービス開発への投資を一層強化するために資金調達を行いました。大企業のシステム構築・管理を実現するAPIとSDKの提供と、日本市場拡大に向けた人員強化も目的としています。今後“モバイルワーク市場”の確立を推進していくKdan Mobileに期待が高まります。

Kdan Mobileの提供するソフトを紹介

ここまで、Kdan Mobileについて、会社紹介や日本進出の理由、資金調達の成功事例などをご紹介してきました。以下では、そんなKdan Mobileが実際に提供しているソフトを3つご紹介します。

1. PDF Reader

PDF Reader

PDF編集アプリのPDF Reader。ダウンロード無料で、テキストや画像の追加や、ファイルの分割・結合・圧縮などの基本機能だけでなく、スキャンやOCR機能などの他の多くの編集ツールでは有料版の機能も無料で利用することができます。PDFファイルをExcelやWordなどの文書ファイルに変換したり、PNGやJPEGなどの画像ファイルに変換することも可能です。

MacやWindowsなどのパソコンはもちろん、iPhoneやiPad、Androidなどのスマートフォンやタブレット端末でも利用することができ、全てのOS・デバイスに対応しています。Google DriveやDropbox、Boxなどのオンラインストレージサービスや、メール、チャットにも連携可能で、編集したファイルをその場で他の人に共有することができます。外出先でファイルにアクセスしたり、ファイルの編集を行うことも可能です。

PDFファイルに電子サインを追加することも可能で、3つ目で紹介している電子契約ツールの「DottedSign」と連携させて利用することもできます。

PDF Readerを無料で使ってみる:iOS .MacWindows

2. Animation Desk

アニメーションデスク

Animation Deskは、初心者からプロにも愛用されるアニメーション制作アプリです。すべてのモバイルデバイスでアニメーションを簡単に作成し共有することが出来るのが特徴で、写真や動画を素材にアニメーションを制作したり、ストリートボードを作ることも出来ます。「あなたの創造性を形に」というスローガンを掲げており、思いついたアイディアを直感的にでかたちにすることが出来るため、初心者でも簡単にアニメーション作成を行うことが出来ます。

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3. DottedSign

DottedSign

DottedSignはモバイルUI/UXに特化した電子サインアプリ/ワークフロー管理ツールです。モバイルでもPCでも電子契約を締結することが可能となりますので、例えば出張先からスマホで契約業務を行うことができます。クラウドベースで契約業務が行えて、安全かつ迅速な電子署名サービスであり、デジタル署名とは異なり、認証や検証の為により厳格なテクノロジーは必要ありません。DottedSignは、従来の古風な契約書への署名プロセスを自動化し、業務の効率化・プロセスの簡易化を実現し、無駄な時間を削減することができるのもDottedSignの魅力の1つです。

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まとめ

いかがでしたか?今回は、台湾企業の日本進出について、そして実際に日本に進出し順調に拡大を進めている企業の事例をご紹介しました。今後も日本市場で拡大を続けていくであろう台湾企業。ぜひ注目してみてくださいね。

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