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チームビルディングとは?チームビルディングの意味や目的、事例紹介

チームビルディング

 

 働いている中で様々なグループやプロジェクトに所属していると、耳にする機会があるであろう「チームビルディング」。皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。しかし、チームビルディングと聞いても具体的にどんなことを行うのか、また行う理由などについては、明確にわからないかもしれません。そこで本記事では、チームビルディングを行う理由やメリット、そのプロセスを解説します。そして最後には、実際に企業で行われているチームビルディングの事例もご紹介します。

チームビルディング とは

チームビルディングとは?

 チームビルディングとは、言葉のままの意味では「チームの構築」になります。これまでのバックグラウンドや保持しているスキル、考え方などがそれぞれ異なる多様な個人が集まる企業や組織において、個人がそれぞれの力を発揮しつつも協働していくことは容易ではありません。そんな中で、個人が各自のスキルや経験を最大限に発揮しながら、チームとして目標を達成できるようチームのあり方を構築したり、パフォーマンスをあげる取り組みを行ったりするのがチームビルディングです。チームビルディングの重要性に注目し、ワークショップや社外に出た非日常、社員旅行などを通してチームビルディングを積極的に行う企業も増えてきています。

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チームビルディングを行う理由

 個人が力を発揮しつつチームとしての成果をあげるための課題解決となるチームビルディングですが、以下でより具体的にチームビルディングを行う理由をご紹介します。

・人材配置

 まず1つ目の理由は、適切な人材配置を行うためです。チームビルディングを通して、個人のバックグラウンドやこれまでの経験、スキルや価値観などを確認することで、個人がどんな仕事・環境で力を発揮できるのかを改めて考え、適切な人材配置の実現に繋げることができます。その人が持ち合わせている経験やスキルだけを見ると営業が得意そうでも、実際に話して考え方やその人が力を発揮できる環境などをより深掘りしてみると、本当は違う職種の方が向いているかもしれない、なんていうこともあり得ます。

・マインドセット

 続いての理由は、マインドセットを一致させることです。チームとして働く以上、全体で達成を目指すべき目標があります。チーム全体で達成するには、各個人のマインドセットが目標を達成したい、というところに向かっていないとなかなか難しいですよね。そういった気持ちの部分を一致させていく作業も、チームビルディングを行う理由の1つです。チームビルディングを通して改めて目標を明確にし、その目標に個人が納得感を持てているのか、という部分まで確認することで、チーム全体のマインドセットが整います。

・チームビジョンの共有

 最後の理由は、チームビジョンの共有です。マインドセットの部分と共通しますが、チームがどこに向かっていて、なにを目標としているのかをしっかりと全員が認識し、ビジョンが浸透していることは、達成するためには非常に重要な要素です。チームビルディングを行い、チームメンバーにビジョンを共有・明確化することで、各個人がチームに対してできることを考えるようになります。チームビジョンの共有はチームビルディングを行う重要な理由と言えます。

 このように、チームビルディングを行う理由や目的は明確に存在します。とりあえずコミュニケーションを増やそう!といった形で目的をはっきりさせないままチームビルディングを行ってもあまり効果がないため、行う際はしっかりと理由を意識して実施すると良いでしょう。

チーム 企業

チームビルディングを行うメリット

 前述した通り、チームビルディングを行う理由は、適切な人材配置やマインドセット、ビジョンの共有など様々です。しかし、実際にこれらの理由を元にチームビルディングを行った際、チームの目標達成に近づけるという点以外にもチームにとって多くのメリットが存在します。

・コミュニケーションの増加

 チームビルディングを行うことで、コミュニケーションの増加が図れることは大きなメリットとなります。チームビルディングでは、必ずしも自分の所属しているチームだけでなく、役職や年齢、部署を超えて社内全体で行うものもあります。そのような場合、これまであまりコミュニケーションを取ってこなかった社員同士がチームビルディングによって繋がり、チームビルディングを行う前よりも活発にコミュニケーションが取れるようになる可能性もあります。また、先ほどチームビルディングを行う理由で述べた通り、お互いのことをより深くわかり合うための場でもあります。相手の意外な一面や、経験を知ってからと知る前では、知った後の方がコミュニケーションを取りやすいのではないでしょうか。

・モチベーション向上

 続いてのメリットはモチベーションの向上です。こちらもチームビルディングを行う理由の部分と関連しています。チームビルディングを通してビジョンの共有やマインドセットを統一することで、目標が不明確なまま業務を行うよりも格段に社員のモチベーションは向上します。働く上で、個人の日々のモチベーションは非常に重要です。

・アイディアへの転換

 そして最後のメリットは、アイディアへの転換です。チームビルディングを行うことで、社内の様々な人とのコミュニケーションが生まれ、ビジョンやマインドセットも共有できているため、より良い課題解決の方法は何か?と社員同士が自発的に考えるようになります。よって様々な議論が行われ、多くの人の知恵が集まって、新たなアイディアがうまれやすくなります。個人のスキルを超えた斬新なアイディアやイノベーションに期待できるでしょう。

チームビルディングのプロセス

 ここまで、チームビルディングを行う理由やメリットについて記載してきましたが、ここからは実際にチームビルディングを行う際のプロセスをご紹介します。チームビルディングのプロセスには、形成期、混乱期、統一期、機能期、散会期とチームの状態を5段階に分けて考える「タックマンモデル」というものが存在します。以下でチームビルディングにおけるそれぞれのフェーズを詳しくみていきましょう。

・形成期

 形成期は、チームができたばかりで、メンバーの相互理解や目標がまだ明確にない段階の状態を指します。ここから徐々にお互いのことを理解しようと探り探りの時期です。

・混乱期

 続いての混乱期は、メンバーの相互理解が進み、それぞれの意見の対立が始まる時期を指します。チームができて少し時間が経つと、お互いの意見や考え方の違いによって、組織内で対立や混乱が起きる時期です。

・統一期

 統一期とは、混乱期で発生した混乱や衝突を越えてお互いの価値観を理解し、チームとして協力し合う時期を指します。チームの目標や個人の役割がはっきりと認識され、団結し始める段階です。

・機能期

 機能期とは、統一期の時点で明確になっている個人の役割分担を各自が全うし、チームメンバー同士でフォローをし合える体制も完成している時期です。それぞれのモチベーションやチームの団結力が高く、目標に対しての結果が出始める時期でもあります。

・散会期

 最後の散会期とは、プロジェクトの終了やメンバーの異動により、チームが解散しチームでの活動が終了する時期です。解散を惜しむメンバーやお互いへの称賛がチームビルディングの成功の証とされます。

Kdanのチームビルディングの事例紹介

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 最後に、チームビルディングを積極的に行っている事例として、Kdan Mobileのチームビルディングをご紹介します。Kdan Mobileでは、チームビルディングとして社員で陶芸体験を行ったり、定期的にお疲れ会を行ったり、オフィス内でメンバーでティータイムを楽しんだりと、様々な方式でチームビルディングを行っています。

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チームビルディング:まとめ

 いかがでしたか?今回は、チームビルディングを行う理由やメリット、チームビルディングの具体的なプロセス、そして事例をご紹介しました。社内全体で目標を達成し実績を積み上げていくためにも、重要な要素であるチームビルディング。この記事を読んでくださった皆さんも、所属しているチームでチームビルディングを行ってみてはいかがでしょうか。

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