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【今更聞けない!?】ワークショップの基礎知識や事例もご紹介!

ワークショップ

 

生活している中で、ふとしたタイミングで「ワークショップ」という言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。おそらく、多くの方が知っている言葉なだけに、特にその意味や詳細を深く考えたことがある方は少ないかもしれません。しかし実は、ワークショップは有効的に活用すればビジネスのパフォーマンスをあげられる可能性もある重要な取り組みです。

そこで本記事では、ワークショップとはそもそもどんな定義で成り立っているのか、セミナーの違いやその種類など、ワークショップについて改めて概要や詳細をご紹介していきます。記事の後半では、ワークショップを効率的に進めるポイントや事例もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ワークショップ 事例

そもそもワークショップとは?

ワークショップとは、参加者が主体となる体験型講座のことを指します。英語のworkshopは本来、仕事場や作業場、工房などのことを意味しますが、現在私たちに浸透している意味合いでは、参加者が主体性を持って参加するイベントや体験型講座のことを意味しており、さまざまな分野で使われています。

例えば、IT分野におけるホームページ制作のためのワークショップや、ビジネスで重要な思考方法のワークショップなど、日々開催されているワークショップは多岐に渡ります。ビジネスライクなものでなくても、身近な日常生活に関連しているものもあり、手作りアクセサリーや手作りパンのワークショップなども存在します。

ワークショップでは前述した通り参加者が主体となるため、ただ話を聞いておわりではなく、周りとのコミュニケーションが求められます。そのため、コミュニケーション能力の向上や参加者間で当事者意識が生まれること、多様な価値観に触れられることなど、多くのメリットがあります。また、参加者は理解に実体験が伴うため、理解を深めやすくなります。

一方で、参加者が主体な分、参加者の質によってワークショップ全体の質が左右されてしまうというデメリットも存在します。

ワークショップとセミナーの違いをご紹介

また、ワークショップとよく混同されがちな言葉としてあげられるのが、セミナーです。言葉のイメージだけでは、同じものだと思っている方も多いのではないでしょうか。

ワークショップは、参加者が主体となる体験型講座とご紹介しました。一方でセミナーとは、特定のテーマに対して興味のある参加者を募り、有識者や専門家が講師となって、参加者に対して講習会を行うことを指します。つまり、参加者は主体ではなく、基本的には講師の話を聞くスタイルです。セミナーでは、質問等があれば、最後に受け付けていることも多いです。ワークショップは、参加者が実際に体験して学ぶ一方で、セミナーは講師の知識やノウハウを聞いて学ぶものになります。

テーマが同じであれば、話す内容は行う内容は似てくるかもしれませんが、ワークショップとセミナーでは、参加者にとっての体験は全く別物になります。

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ワークショップの種類をご紹介

ワークショップ 種類

ここまで、ワークショップの概念や、セミナーとの違いについて記載してきました。一言でワークショップと言っても、多くの種類が存在します。そこで以下では、ワークショップの種類を3つご紹介します。

・研修型

まず1つ目は、研修型ワークショップ。研修型とはまさにその言葉通りで、何かのテーマに沿って参加者が研修を行うワークショップです。研修型は、ビジネスの場で使用されている場合が多く、想像しやすいのではないでしょうか。新入社員が、会社や部署に慣れたり、他の社員との交流を行いつつ会社について知り、理解を深める目的で研修型ワークショップを行う企業も少なくありません。ビジネスだけでなく、行政や環境など、社会的なトピックをテーマとして、参加者がそのテーマについて知ることを目的とした研修型ワークショップは多くあります。テーマについてまずは知って理解することで、現状や課題の認識、今後の行動などに繋がります。

・イベント型

そして2つ目は、イベント型です。イベント型ワークショップは、テーマについて実際に体験したり、企業が自社商品について知ってもらったりするために開催されます。先ほど記載したパンやアクセサリー作りも、このタイプ。他にも、ダンスや芸術分野のワークショップで、プロのアーティストと一緒に作品づくりを楽しめたり、料理のワークショップでは複数人でチームとなって料理をつくったりするものもあります。これまでその分野に興味のなかった人や初心者などもターゲットとして、イベント形式にすることで参加しやすいワークショップとなっています。

・採用型

そして最後は、採用型ワークショップ。採用型では、ワークショップを通して企業が人材採用を行います。チームに分かれて商品開発を行なったり、サービスの企画や営業、マーケティングなどの実務を行なったりします。ワークショップを通して、参加者は会社の詳細や仕事の進め方などをより詳細に知り深く理解することができるため、企業を選ぶ際の大きなポイントとなります。また企業側も、ワークショップを通して参加者のスキルや知識レベルなどを実際に確認できるため、より良い人材を見つけることができます。

このように、一言でワークショップといってもその形式はさまざまです。どのような目的でワークショップを行うのかによって、形式も随時変えてみると良いのではないでしょうか。

ワークショップを効率的に進めるためのポイントをご紹介

では、実際にワークショップを開催する際には、どのように進めれば良いのか。以下では、ワークショップを効率的に進めるためのポイントをご紹介します。

・目的とゴールを明確にする

まず重要になるのが、ワークショップを開催する目的とゴールです。何のためにワークショップを開催し、最終的に参加者にどうなってほしいのか。ここを明確にしないことには始まりません。逆に、目的とゴールさえしっかり決めておけば、主軸がしっかりと存在するため、そのあとの計画や準備をスムーズに進めることができます。

・ファシリテーターを用意する

また、ファシリテーターを用意すると、より良いでしょう。ワークショップにはファシリテーターが存在するものとしないものがあり、必須ではありません。しかし、効率的にワークショップを進めたいのであれば、確実にファシリテーターがいた方が予定通りの進行をすることができます。ワークショップを行なっていると、参加者や講師によっては思ったように進まないことも多々あります。そんな時にファシリテーターがいることで、タイムキープや話の脱線を防ぐことができるのです。

・発言しやすい環境を作る

そして最後のポイントは、環境作りです。ワークショップでは、参加者に主体性が求められるため、いかに参加者が緊張せずリラックスして参加できるかが全体の雰囲気と直結します。誰も発言しない、静かなワークショップでは、内容も薄くなってしまい、参加者の満足度も上がりづらくなります。そのため、参加者が発言しやすい環境作りは非常に重要なポイントとなります。机の配置やBGM、ファシリテーターからの催促や全体の流れなど、参加者がリラックスして発言ができるよう工夫してみると良いかもしれません。

ワークショップの事例をご紹介

最後に、ワークショップを実際にはに行なっている企業の事例をご紹介します。

ご紹介するのは、Kdan Mobileです。

Kdan Mobile

Kdan Team

Kdan Mobileは、モバイルに特化したドキュメントソリューションとクリエイティブソリューションを提供している台湾発のSaaS企業です。提供しているツールのダウンロード数はすでに世界で2億を越えており、延べ1,000万人以上のユーザーを抱えています。Kdan Mobileのツールには電子署名アプリや、ドキュメント管理アプリ、クリエイティブ制作アプリなどがあり、どれもモバイルでも作業が進められる仕様になっています。コロナ渦で本格化が進んでいるリモートワークへの移行への支援活動なども行なっている、今注目の企業です。

そんなKdan Mobileでは、定期的にさまざまな種類のワークショップを行なっています。例えば、毎月開催されているデータワークショップでは、中堅社員によるデータ分析の方法や、分析結果の活用方法などを具体的に他の社員に共有しています。分析する方法だけでなく、そこからどのような商品開発や事業戦略に繋がっているかまで共有することで、多くの部署に関連し、知識を活用できるワークショップとなっているのです。

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まとめ

いかがでしたか?今回は、ワークショップについてさまざまな観点からご紹介してきました。今後ワークショップの開催や参加を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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